キラーストレス
ストレスの特集をNHKでやっていました。
キラーストレスという耳慣れない言葉。
ストレスが度重なると命取りになるということを科学的に見せてくれていました。
ストレスが万病の元。
治療家にとって無視できない要因です。
ストレスがかかると脳からストレスホルモンが発せられ、それが副腎を刺激して心拍数を上げたり、血管を収縮させたり、血液を凝固しやすくさせたりしています。
元々野獣と戦った時代に戦闘態勢に入るためのホルモンとして無くてはならなかったのですが、外敵のいない平和な世の中では、副反応の方が大きくなりました。
都会の生活では田舎暮らしよりもストレスが多いだけではなく、同じストレスに対しても過敏になっています。
ストレス対策としては、カウンセリング、笑い、運動、瞑想を挙げていました。
運動すると延髄のニューロンの枝の数が減り、ストレスしたときの自律神経への伝達が過剰ではなくなるという驚きの研究が示されました。
運動によって脳まで変えることができるということです。
運動は単なる気晴らしではなかったのですね。
僕が一番関心を持ったのは、腹部に鍼を刺して電気信号を測定していたところ。
運動を習慣的にする事によって、ストレスによる電気信号の山が皮膚表面で明らかに減少していました!
運動によって腹部の帯電状態が変化する!
そしてストレスによって腹部に電気パルスが発生していますから、その電気をとることでストレスの五臓六腑への影響を変えれる訳です。