風邪からくる病
風邪は全く侮れません。
風邪が肺に入って気管支炎、肺炎をおこしているのを、放置すると長くかかるかもしれませんが自然に収まっていきます。
風邪や炎症反応は自然治癒の過程だからです。
この時、抗生物質の力を借りて症状を抑え込む人が多いのですが、抑えた菌が耐性菌に変異するリスクがあります。
そして菌が肝臓に入る場合は肝炎になりますし、腎臓まで行ってしまうと腎炎になります。
消化器系に入れば胃腸炎ということになります。
稀な症例ですが、風邪から高熱になり、その後、神経症状を1年以上患っている方がいます。
手足、首、背部に痛みや脱力があるのに、病院では原因を特定できないため、治療のしようがないと。
源義堂では経絡治療をしながら、神経系の余計な電気をとって、症状を軽減させています。
しかしまだ治癒には至っていません。
風邪は侮れませんね。万病の元と言われてきました。
風邪はふうじゃと読んで、風から来る邪気を指します。
風は空気の動きが皮膚に不適に当たると、風に中る(あたる)ということになり中風などを起こします。
この季節、冷房や扇風機、車窓の風などに気を付けてください。