やけどの水ぶくれ
海水浴で日焼けして水ぶくれを起こす人は少なくなりました。
日焼け止めの普及のせいか、紫外線を嫌って日光浴する人が減っているからか。
昭和の初期に田中師が経験した日焼けの治療は不思議なものでした。
背中には水ぶくれがいっぱいにできて痛く、浴衣も着れない状態になった。
タオルを私の背中にかけ、その上に両手を当てていた。30分程して手を離すと、水ぶくれはとれ、痛みも去っていた。
手から出る気はタオルを通過します。そして人体に作用していきます。
また手から出る気は単なる熱ではなく、赤外線等でもありません。熱線では火傷が悪化してしまうからです。
それが良くなっていくということは、一体どんなエネルギーが手から出るというのでしょうか。
様々な炎症に有効な作用というのは、暖かくする作用よりは冷却する作用。そして壊れた細胞や組織を修復する作用が考えられます。
生体エネルギーの不思議です。