15歳はなぜ言うことを聞かないのか?
ローレンス・スタインバーグ著(日経BP社)の本『15歳はなぜ言うことを聞かないのか?』を浅野和生教授(平成国際大学)が紹介している書評を読んだ。
15歳ってそういえば言うことを聞かないなーと思いながら。
副題は「最新脳科学でわかった第2の成長期」
実は20代になっても脳が成熟し続けることが最近の研究でわかってきた。子供の早熟と晩婚、経済的自立が遅くなった影響で青少年期(大人への移行)に15年を要するようになった。
近年の研究で、この青少年期には、脳の可塑性(経験を通じて変化する潜在的可能性)がとてつもなく高まることがわかったのである。
青少年期がいかに重要であるかということであります。
青少年期は「アクセルはものすごくよく利くのに、ブレーキがあまり利かない自動車を運転するようなものだ」
ということを脳科学で説明していて面白い。
東洋医学でみると、、アクセルは肝で、ブレーキは肺。
青少年期は肝が旺盛な時期ではあるけれど、肝気が乱れることもあるので注意が必要。メンタルをコントロールできなくなることもあります。