腰痛治療革命
NHKスペシャルで腰痛治療革命という番組がありました。
腰痛学会の先生が9割の椎間板ヘルニアは自然に治ると言っておられました。手術は必要ないと。
今までの学説とは違い、革命的な治療法として、認知行動療法を挙げていました。腰痛の治療は、脳の腰痛への恐怖を取り去ることですと。
西洋医学の手法でここまで革命的治療にたどり着いたことに拍手を送りたい気持ちです。ようやく東洋医学の叡智に西洋医学が追いついた!
東洋医学では、よく腰痛の治療に膀胱経や腎経を使います。膀胱経は脳に至る経絡で、その働きと密接に関わっています。そして同時に腰の筋肉や腱をも通過していますので、連動しています。大脳のDLPFCが抑制されるのも頷けるわけです。
番組ではDLPFCを活発化させるために、腰をそらす運動をさせて痺れが出ないのを確認させたり、腰痛の9割が自然治癒するという映像を見せるだけで、慢性腰痛の56%を改善させていました。
ここでDLPFCは腰痛の恐怖を抑える働きをしているということでしたが、まさに東洋の叡智は恐怖と腎、膀胱との関係について五行色体表に著していました。
腰痛の治療には恐怖心を取り去ることを再認識しました。
また脳の中の痛みの回路は電気的なものなので、恐怖心のような邪気、電気を取り除くことが、治療に大いに役立つことを確認させていただける良い番組でした。
口臭の原因
口の臭いはどこから来るのでしょうか?
歯を磨く、歯茎のマッサージで解消する臭いも多いのですが、
胃の中から出てくる臭いもあります。
口の奥からの臭いには種類があって、五臓と対応しているのです。
胃の問題が特にない方でも、肝心脾肺腎の気の影響でいろいろな臭いを生じます。
肝腎の治療をすると胃の薬を飲まなくても、すっと口臭が解消する方がいます。
気になる方は、臍の外5cm、下4cmくらいのところの皮膚を刺激してみてください。
梅雨の季節のために
今年の梅雨は長い。エルニーニョの影響だとか。高気圧が弱いのですね。
毎年来るこの疎まれる季節。でも確実に日本を潤してくれる。僕等と僕等の周りの自然を潤してくれています。
心身にはどうかといいますと。。。草木を伸ばしてくれる春の気から夏の気に移る時です。変わり目の不安定さから病気になる方も。
また特に湿気が多くなり、湿邪が脾を破る季節の始まりです。これから湿度の高い夏にかけて脾胃のケアーが重要です。
心理面では思い憂いが始り、雨雲と一緒にうつ鬱としがちな季節です。赤や黄色の衣が脾胃に力を与え、うっとおしさから出ることができます。
身体面では関節痛を訴える方が多くなります。膝の痛みの多くは脾胃の治療をすることで改善!