肩こりと花粉症などのアレルギー
肩こりの人は非常に多いです。日本人には特にかもしれません。
肩こりの方を治療している時に気付くのは、そけい部の帯電です。そけい部が硬く盛り上がっている方の電気を中和すると、途端に肩のこりが動き出します。
夢文斎先生が腹部図で肝に分類した部分は肩こりに関係が深いのです。そしてこれがまさに花粉症等のアレルギー反応のつぼにもなっているのです。
肝というのは単に肝臓のみを指して言っているのではなく五行の肝の働き全般を言っています。
不眠症の対策に胃経
不眠症で悩む人が実に多いのです。
寝つきが悪い人、途中で夜中に起きてしまう人、痛みがあるので寝返りするたびに起きてしまう人など様々ですが。
カフェインを夕方以降にとると興奮していて眠れないという方も多くおられます。
治療のポイントはまず痛みをとること。
そして緊張している部分を弛めること。
この2点が基本的にあるのですが、それでも眠れない方は不眠症とうことになります。
不眠症は胃経と深くかかわりがあります。
寝る前に食事をしないのもこのためですが、胃の気を整えて眠りにつきます。
胃経は足から顔の目まで主に身体の前面を走行する経絡で、そこを整えると足先から頭まで穏やかに気が巡るようになります。
目や表情筋の緊張もほぐれますので、穏やかな眠りが訪れます。
お試しください。
肩こりと目のこり
目は肝の華と古典にはあるのですが、肝の問題と目は深いつながりがあります。
目の色というのも肝臓の状態を良く現しますが、目の疲れ、視力の低下など、多くの目の問題は肝の治療を行ないます。
スマホの利用で視力が低下したとおっしゃる方が増えてきました。確かにスマホの画面を近い距離で見続けているのは目の健康や頭の健康に宜しい状況ではありません。
電磁波過敏症の方がよく言っておられますが、ガラケーの比ではない電磁波がスマホからは出ているようです。
僕等が子供の頃は、テレビのブラウン管から1mはなれていても、もっと離れてみるように叱られたものでしたが。。。
視力の異常は、眼輪筋の凝りとも関係があります。肩こりを弛めると目の筋肉も緩んで正常な動きをすることができるようになります。レンズの絞りの筋肉が凝り固まった状態では、焦点を合わせるのが簡単ではありませんよね。
肝の部位である脇腹を按腹するだけで目の見え方が変化して、明るく見えるとか言う方が多いです。メガネやコンタクトを購入される前に是非按腹をしてみてください。
周栄=手の痺れや冷えに
冬至を越えて段々冬らしくなってきました。この季節、手が冷たくて悩む方も多いかと思います。
冷たい手を暖かくするのに周栄を使ってみてください。脇の下から少々胸側にきたところのつぼです。これは脾経の経穴で首から手にかけての問題に幅広く効果があります。
手で肌肉を軽く摘むだけでも身体に変化が感じられます。冷え性の方は是非ためしてみてください。
神経の痛み
神経の痛みには様々な形がありますが、病院の検査で原因を特定できないこともあります。因果関係を確定することが簡単でない症例も多々あるようです。
そういう痛みや痺れがある場合、まず皮膚の表面の監察をおこない、帯電している皮膚を捜します。神経伝達は電気現象で、帯電している皮膚の電気も痛みや痺れを左右するからです。
異常な帯電をしている部位を探せたら、鍼や電気治療気で、電気を抜く治療をします。
足の痛み、手の痺れや痛み、背中の痛み、など応用範囲は様々です。
精神に影響する胃経
胃経は人体にとってとても大切な経絡です。
癌をはじめ多くの慢性的な疾患や重症化する疾患は必ずといっていいほど胃の上の腹皮に邪気が入っています。
胃経は胃の部分から足へと続いていて足の三里などが有名ですが、この足の経絡上にコリが発生する人はそこで胃経の調整をすることができます。
興味深いのは精神的なものが胃経においてコントロールされるということです。三里もそうですが、大腿部のつぼもとても有効で、鬱や不眠症、統合失調症にも応用されるべきです。
このことは上に上がってしまっている邪気を下に降ろすという意味合いと、胃の持っている精神作用である思憂とがあると思われます。
古典には、脾胃の病は高いところに上って歌うことを好むとありますから、煙突に登って歌うような軽い狂の状態をも示唆しています。
乳がんの肝臓転移について
乳がんの方に特徴的なつぼとして乳中の下5~10cmくらいの胃経上のしこりというか滞りがあります。
これを取り除くと胃の滞りが減少し、免疫力向上が見込まれます。
しかし乳がんで肝臓への転移がみられる場合、右の胃経の部分に肝臓が重なってくるので、デリケートな治療が必要になります。
リフトアップと胃経の関係
リフトアップが必要な箇所はすべて胃経の走行部位になっています。
顔もそうですし、ボディーラインもそうなのです。
ということは、胃経の気の流れが力不足の為、たるみが生じてくる。
同時に胃のもたれや下垂がおきていることも多いのです。
リフトアップが必要な方は、まず胃にやさしい生活をすることをおススメします。
そして胃経の走行を阻害している邪気を取り除くことです。おためしください。
潰瘍性大腸炎から大腸がんに
潰瘍性大腸炎から大腸癌に変化する症例が多いことを考えると、たかが大腸炎といって放置することができません。
過敏性大腸炎のように精神的ストレスとも関係の深い大腸炎や、食べたものによるアレルギー的な大腸炎にしても、それは正常な状態ではないからです。
解毒、排毒、廃毒といってしばらくのあいだ毒素を出す期間が続くこともありますが、やはりサーカディアンリズムに乗った腸の運動が一番健康的で自然です。
大腸がんが潰瘍して、多臓器に転移している場合も、胃の邪気の広がりが認められました。そこが治療点になっています。
脳と膀胱経の関係
大脳の活動が鈍くなる、頭の回転が悪くなった、記憶力の低下、ぼけ、認知症など頭の問題を抱える方が増えています。年がかさむと誰しもそのようになっていくのですが、このことと膀胱経は無関係ではないと思います。
高齢になると全身の筋力の低下と共に膀胱括約筋も緩くなり、おしっこの対策を必要とするようになります。しかし尿漏れに悩みながら、骨格筋はしっかりしている方もあります。高齢と膀胱経は密接に関係しています。高齢になると膀胱の問題と頭の問題が同時に始るのは偶然ではありません。
ということは、、、膀胱経への施療が膀胱にも有効なように、脳の機能にも有効だということです。
腎、膀胱を通る膀胱経という経絡は、脳に入る経絡です。すなわち脳を活発にする気は、膀胱に行く気と同じなのです。
下腹部の冷えている高齢者には、膀胱経に気を入れる治療をすることで、脳への気の流れも良くなっていくのです。
下腹部に家族の暖かい手を置いてあげるだけでも大きな変化が見られることでしょう。


