人間は壊れている
生き物はみんな生きようとする流れに進んでいるように見えます
生きよう!とか、殖えよう!とか、ある目的に向かっているように
しかし人間はちょっと複雑です
シンプルではない
一筋縄ではなく、矛盾性を抱えて生きています
生きよう!という方向を持ちながらも、病気をつくるような生活を選んでいる僕たちは、矛盾だらけです
相異なる方向性を持って進もうとしていますから、システムとしては壊れています
車でいえばブレーキとアクセルを常に踏んでいるようなもの
客観的に観るとなんとも不自然でかわいそうな存在ですね
何か病気や症状を持った方はそういう盾と矛を明らかに持っています
胃を傷めている方の多くは過食です
胃の容量を超えて食べていたり、胃に休憩時間を与えずに食べ続けていたりしています
話を聞くと、だめなのはわかっているけど、、、とおっしゃる
ブレーキとアクセルを一緒に踏み続けると、思うように進まないし、止まらないので、乗っている人はストレスを感じています
ストレスの原因は外部の環境にもありますが、自分自身の内部のこうした矛盾性こそ、いつも消えないしつこい原因になっています
人間は壊れている
歯車がかみ合っていない
何かがうまくいっていない
根本的な修正が必要な存在です
個人的にも、家庭的にも、社会全体も
むしろ壊れた人間が集まった社会がうまくまとまるわけがなく、矛盾だらけで闘争を繰り返してしまっても当然かもしれません