腰痛、肩こりは按腹治療の東京都練馬区「源義堂宮原鍼灸ファミリー治療院」へご相談ください。

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ブログ

FD (機能性ディスペプシア)

神経性胃炎やストレス性胃炎というのは、内視鏡検査ではわかりにくい病気です。

これを新しく名前をつけたのが機能性ディスペプシアだと鈴木秀和教授がnewtonに載せていました。

原因はストレス、睡眠不足、不規則な食事、野菜不足を挙げています。

心的ストレスは心で、睡眠不足は腎で治療しています。

これに食事を正しくするようにすれば、FD は快方に向かうことでしょう。

胃の問題ですが、心と腎とも深く関わっているので、東洋医学的なアプローチが有効になります。

乾燥肌

今日から春の陽気と天気予報で言っていたのに、やっぱり寒いですね。

寒く乾燥した空気は、肌も乾燥させます。

カサカサになったり、ひび割れたりするのは乾燥のせいもあるのですが、血行不良も大きく関わっています。

血の巡りが悪いと栄養も水分も行き渡らなくなるからです。

寒いと毛細血管が収縮して末端の血流を抑えます。

暖かく湿度のある部屋で過ごすのが楽ですが、外に出る場合は皮膚を外気に触れさせない工夫が必要です。

また摩擦、マッサージなどで血行を良くするのもお忘れなく。

乾布摩擦は肌を強くするばかりでなく、呼吸器にも有効です。

大晦日とアルコール

今日は大晦日。

今年も一年お世話になりました。

忘年会の季節で様々お世話になった方々とお酒の席がありました。

僕はこの一年ほとんどお酒を口にすることなく、お茶などでお付き合いをさせていただいたのですが。

アルコールというのは、身体の内側の気を外に発散する作用があります。

それで普段言うことができないことを、酒の力を借りて言うということになるのですが。

抑える腎の力が弱まり、言葉もいつも以上に出てきますので、円滑なコミュニケーションにはノミニュケーション。

熱も外に発散するため顔も赤くなり、暖まる感じがしますね。

しかしその熱やエネルギーは熱燗の熱というよりも体の芯から表面に出てきている熱です。

飲んだ後に寒くなって震える経験がないでしょうか。

ともかく体力の少ない人には薬となることはないでしょう。

年末年始のノミニュケーションも程よく、良い新年をお迎えください。

横隔膜の動き

しゃっくりが止まらないときにどんなことをしますか?

驚かすと止まるという風に子供の頃から言われてきました。

横隔膜の痙攣によってしゃっくりが起こっているのですが、結局この痙攣も横隔膜という筋肉の電気的な現象です。

おなかの肋骨弓の裏側に横隔膜の末端がありますが、そこを探ってみると左右の差があったり、固くなっていたり、痛んだりする部分があります。

そこを鍼で刺激する、あるいは按腹で引っ張ったり、擦ったりしてみると全身的な変化が期待できます。

この現象は、横隔膜のコリを取ることで上下の気の流れを良くしていると考えられます。

背中でいうと膈兪というツボがありますが、このあたりのコリを取るというのも横隔膜へのアプローチになります。

耳を温めると

寒くなってきました。

耳を温めると体が暖まるのを感じますね。

これは耳が腎の華になっているため、腎気で体が暖まるのです。

じゃあ冷やすのはどうすればいいかわかりますか?

犬は冷やすために舌を出してハアハア言っています。

腎は最も陰ですが、反対に最も陽の心は、舌が華になっています。

その事を犬は教えてくれているのかも。

陰陽の二性性相

東洋医学の根っこともいうべき根本原理は、陰陽二元論です。

すべての存在が陰陽から成っている!という思想。

これなくして自然界の存在や現象は説明できません。

人間も一人の個体の中にあるすべての組織や器官は陰陽で成り、陰陽で機能しています。

そればかりではなく他の存在との間に陰陽の関係を持っています。

すなわち男女を考えれば男性が陽であり女性が陰になります。

磁石にSNがあるように、電気に+-があるようにすべてのものは陰陽の関係性を持っています。

ここで重要なのは関係性を持っているということ。

存在するということは、必ず関係性を持って存在しています。

関係なく存在することはできません。存在している瞬間に、宇宙のあらゆるものと関係を持っています。

そしてすべてが1対1の相対関係になっています。ペアシステムです。

夫と妻、親と子、兄弟、姉妹、先生と生徒、人と犬などなど、一人はすべての存在と1対1の相対関係を持っています。

そしてこの1対1の引き合う関係こそ、存在の喜びであり、存在し続ける動機になります。

私達の身体の中も同じです。細胞と細胞が関係しあい、組織と組織、器官と器官が呼応しあっています。

そしてそれが存在する喜びの波動となって私たちに幸福感を与えてくれています。

人工透析

何らかの原因で腎臓の機能が低下して透析が必要になると、定期的に通院して数時間をじっと過ごさなければならなくなります。

4時間を週に3回という女性は、以前週に2回だったのに無理が祟って3年前から3回になったとか。

腎臓の病なのですが、心的ストレスも多いので、腎経の治療ばかりではなく心経の治療も必要です。

心と腎のバランス交流がうまくいかない状態で鳩尾のつまりも強く、そこを併せて改善することで全身の筋肉のコリがほぐれた感じです。

腎臓そのものの機能がどれほど改善してくるかまだ不明ですが、全身の不快症状、コリを取りながら、、継続的に腎臓周囲の帯電を除去していく方針です。

腸との対話

若くて健康な時は腸の存在なんか忘れているけれど、寿とともに気になりはじめ、存在感を増しているように思います。

考えてみると、腸には随分無理をさせてきました。自分の寿と同じだけの期間、ずーっと食べ物を通し続けてくれたのですから。

便秘して、下痢して、一緒にトイレで悩んだこともあります。腹を抱えて、腸がよじれるほど笑ったこともあれば、断腸の思いに沈んだこともあるのです。

気づかないけれど、ずーっと自分に寄り添ってくれている腸でした。

腸って何だ?

腹のなかには圧倒的なエネルギーの塊が入っています。無限の広がりを感じる時もあり、ひとつの小さな塊のように感じる時もあります。感情と一緒に動き、唖然として止まってしまうことも。

過去の記憶がしまいこまれている腸のひだ。そういう過去の負のエネルギーの詰まった所を解放していくと、ずっと楽に生きられる気がします。

 

心の病はこうして作られた

『心の病はこうして作られた』という本の書評を読みました。

小倉謙氏(市民の人権擁護の会日本支部世話人)が精神医療を批判した書。

氏は精神医療を、医学でもなければ科学でもない、ただ人を無力化させるためのカムフラージュにすぎない、、と批判する。

精神疾患は、本当に脳が原因なのでしょうか。人間関係が良くなっただけでも治る人もいるのに、脳の問題と言えるのでしょうか、、、と問いかける。

確かに精神医療の治療は日本においては薬物療法がほとんどなので、氏の考え方に共感します。

僕も薬物を減らせないか、止めれないかという患者さんを何人も目にしている。

鬱の診断を受けた患者さんにしても、薬をいろいろ試す前に、体表面の電磁波をとってみてください。

そうするだけでも精神、肉体の状況が様々変化するからです。

そうしてちょっとでも体に入れる薬物の量を減らしましょう。

ストレスから脳を守れ

NHKの特集『キラーストレス』を見て

ストレス社会に生きる僕たちにとって、ストレスとどう生きていくのか? は大切な問題です。

「ストレスによって脳の扁頭体が刺激を受け活性化するのを、前頭葉の認知する野が抑えてくれる。」

「ストレスを認知し、どれくらいストレスなのか考えたり、対策を考えたりすることで扁頭体を抑制することができる」

今まで頭を冷やして考えろ、冷静になって考えろ! と言われてていた部分が科学的に解明されました。

ストレスを感じたときは、ストレスの度合いを認知していくだけでストレス感が減っていくなんて!

「ハーバード大学の研究で成人2200人の調査をした結果、今現在のことを考えている割合は53%。過去や未来のことを考えている割合は47%になります。」

いかに現在以外のことで悩んでいることか。。。

脳の中を現在のことではないことが占めている時間が半分にもなるとは。

この解決策として今の自分に関心を向けて、瞑想することを勧めていました。

今の自分の呼吸や内部感覚に集中することをマインドフルネスと呼んでいました。

「マサチューセッツ大学では閾値下鬱の方が8週間で体の問題が35%改善。心の問題が40%改善しています。」

ストレスで損傷した海馬の神経細胞突起が修復し、扁頭体が抑圧された結果です。

脳の状態が瞑想や運動で変化していくのを科学的に証明できた点が素晴らしいと思います。

閾値下鬱の方も治療薬を試される前に、運動や瞑想で改善することが期待できます。

源義堂では、過度のストレスの影響を腎膀胱経で治療しています。

膀胱経が脳に入る経絡であることと、ストレスホルモンが副腎と関係するからです。

 

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