脳脊髄液を動かす
硬い石のように考えられている頭の骨、頭蓋骨が、実はいくつかの関節を有して微妙に動いています。石頭と呼ばれる人は、この動きが少ない人だと思いますが、この動き方には個人差があります。また同じ人でも鍼灸をする前と後では動きが違っています。まるで頭が呼吸しているように感じられますので、脳呼吸とか一次呼吸とも呼ばれます。
この呼吸は通常の肺呼吸とは一致していませんが、どのような呼吸であるのか、その全体像をつかめないでいます。なにしろ動きはたぶん肉眼では捉えられないくらいの微動ですので、意識を向けないと観測できません。もしかすると霊的視覚で認識しているのかもしれません。空気ではなく目に見えない気が百会などを中心に動いているようなイメージを持っていました。
しかし宮野先生の脳呼吸のご研究によって、脳脊髄液の動きで脳圧が変化する様子が確認できました。先生が開発されたSBを用いると瞬く間に頭蓋内に流れが生じ、頭蓋骨が変化するのを体感できました。
そこで源義堂の治療にSBを導入してみると、お腹のコリが消失する速度が格段に速くなりました。今まで動かなかったコリも動くようになりました。おためしください。
肓兪から腎を温める
身体を温めるツボはいくつかありますが足の少陰腎経の肓兪(こうゆ)もその一つ。
へその真横1/2寸という位置にあるのでその裏には腎臓があります。
人によってへそからの距離が違いますが、へそをはさんで両方の肓兪を指圧するとだいたい5cmくらいの幅になる感じです。
ここに指を置いて少し押し込むと、腹部を中心に背中まで温まってきます。
流注には、この部で腎臓に属会するとありますから、腎臓に直接的に影響を与えうる経穴と言えるでしょう。
腎経の募穴(腹部にある代表的な経穴)は京門になっていますが、肓兪も腎を動かすのにとても良いスポットです。
寒い時にホッカイロを貼ると全身が暖まるおすすめスポットです。
でもカイロが無い時は、肓兪を圧すとそこからじんわり温かさが生まれて広がっていきます。
試してみてください。


