原因不明の手の痛みと痺れ
手の指から手のひらにかけてむくんで痛む高齢の方を往診しました。
病院の検査は一通り受けていますが原因がわからず、というか治療をしてもよくならない難民状態で電話をもらいました。
高齢で難聴ですが、会話はできるので、いろいろ聞いてみると、若い頃大腸がんを患っていました。切除手術の予後が悪く、再度手術になる等、腹部は気の滞りが多くあると予想されます。
手や首の問題が画像には出てこないということなので、特に古い手術の跡を治療しました。
翌日だいぶ手の痛みが改善しているとの報告がありました。
神経的には一見して無関係な手と腸ですが、経絡はつながっています。
継続して治療することでより改善すると思われます。
陰陽の二性性相
東洋医学の根っこともいうべき根本原理は、陰陽二元論です。
すべての存在が陰陽から成っている!という思想。
これなくして自然界の存在や現象は説明できません。
人間も一人の個体の中にあるすべての組織や器官は陰陽で成り、陰陽で機能しています。
そればかりではなく他の存在との間に陰陽の関係を持っています。
すなわち男女を考えれば男性が陽であり女性が陰になります。
磁石にSNがあるように、電気に+-があるようにすべてのものは陰陽の関係性を持っています。
ここで重要なのは関係性を持っているということ。
存在するということは、必ず関係性を持って存在しています。
関係なく存在することはできません。存在している瞬間に、宇宙のあらゆるものと関係を持っています。
そしてすべてが1対1の相対関係になっています。ペアシステムです。
夫と妻、親と子、兄弟、姉妹、先生と生徒、人と犬などなど、一人はすべての存在と1対1の相対関係を持っています。
そしてこの1対1の引き合う関係こそ、存在の喜びであり、存在し続ける動機になります。
私達の身体の中も同じです。細胞と細胞が関係しあい、組織と組織、器官と器官が呼応しあっています。
そしてそれが存在する喜びの波動となって私たちに幸福感を与えてくれています。
首が回らない人
手仕事を頑張りすぎて、首が回らなくなってしまった人がいます。
事故から来るムチウチではなく、じっと同じ姿勢で作業をしていたのが直接の原因ですが。。。
整形外科で様々な検査をしても頸椎に異常は見られず、ただただ湿布と痛み止めを処方いただくのみ。
首の病は鳩尾から胸骨体にかけての滞りが関与していることが多く、そこの滞りを取ると首の付け根の筋肉が柔らかくコリが解けてきた感じです。
そしてへその斜め下の腎の部位を按腹すると、可動域がほぼ完全に戻ってきました。
動いても痛くなくても安静を守ることをお願いして治療を終えました。
心腎の問題がある人が最近多いと感じています。
人工透析
何らかの原因で腎臓の機能が低下して透析が必要になると、定期的に通院して数時間をじっと過ごさなければならなくなります。
4時間を週に3回という女性は、以前週に2回だったのに無理が祟って3年前から3回になったとか。
腎臓の病なのですが、心的ストレスも多いので、腎経の治療ばかりではなく心経の治療も必要です。
心と腎のバランス交流がうまくいかない状態で鳩尾のつまりも強く、そこを併せて改善することで全身の筋肉のコリがほぐれた感じです。
腎臓そのものの機能がどれほど改善してくるかまだ不明ですが、全身の不快症状、コリを取りながら、、継続的に腎臓周囲の帯電を除去していく方針です。
スマホ老眼
スマホ老眼という言葉があるそうです。スマホからでるブルーライト等の電磁波が、視神経や目の筋肉に影響して視力を低下させるようです。こういう事がスマホを使う小学生から始まっていて、小学生なのに老眼ということに。
確かに小中学生の視力は統計的に以前より低下しています。
小児科の学会の報告では、スマホと視力直接的な関係は言われず、スマホによって外で遊ぶ時間が減るので栄養のある日光を浴びる時間が減るのが原因と説明していました。
視神経に影響している電磁波は、当然他の神経や筋肉にも影響しているはず。
目の老化があるならば、脳などの老化も考えられます。勿論筋肉の機能低下も。
解決策としては、スマホの使用制限、ブルーライトをカットする眼鏡の利用。
適度の運動も全身の筋肉に影響します。
目の問題なので肝経が有効です。按腹では脇腹をよく揉むことで改善が期待できます。やってみてください。
腸との対話
若くて健康な時は腸の存在なんか忘れているけれど、寿とともに気になりはじめ、存在感を増しているように思います。
考えてみると、腸には随分無理をさせてきました。自分の寿と同じだけの期間、ずーっと食べ物を通し続けてくれたのですから。
便秘して、下痢して、一緒にトイレで悩んだこともあります。腹を抱えて、腸がよじれるほど笑ったこともあれば、断腸の思いに沈んだこともあるのです。
気づかないけれど、ずーっと自分に寄り添ってくれている腸でした。
腸って何だ?
腹のなかには圧倒的なエネルギーの塊が入っています。無限の広がりを感じる時もあり、ひとつの小さな塊のように感じる時もあります。感情と一緒に動き、唖然として止まってしまうことも。
過去の記憶がしまいこまれている腸のひだ。そういう過去の負のエネルギーの詰まった所を解放していくと、ずっと楽に生きられる気がします。


