髪の毛
髪の毛は血余(けつよ)といいます。
血気からできている髪の毛
そしてまた怒髪衝天 (怒髪天を衝く) という言葉があるように
髪の毛には怒りが入ったりもします。
体不調の時、気持ちが乱れている時、髪の毛も乱れてまとまりません。
そういう時は頭皮が帯電していますから電気のムラを無くすように以下の方法を試してください。
1.頭を洗う
2.くしで髪を念入りにとかす
3.頭皮に電気治療(ハッピーヘルス)
ところで僧侶は、頭をまるめて髪の毛を見せません。
イスラム教徒の女性たちも髪の毛を他人に見せないようにしています。
髪の毛には怒気が入るように、感情、欲情などがよく現れる場合もあります。
無我の境地を探している僧が剃髪するのは、感情や欲情を滅却する意図があるのでしょう。
胃の働きをコントロールするのに断食療法がありますが、剃髪も感情をコントロールするのに役立つ治療法のひとつです。
あるいは思い切って髪形を変えてみるのも治療法のひとつになるかもしれません。
鍼を刺しておいて右に倒すのと左に倒すのでは治療効果に違いが出る場合があります。
髪の毛もどちらに引っ張るか、どこで分けるか等で影響が変わってきます。
骨盤の周辺の滞りを取る
骨盤や股関節の回りには特に電気のアンバランスが起きやすい仕組みがあります。
大腸で行われるイオンを含んだ水分の吸収
蠕動運動
骨盤内の活動は電気を発生していますし、電気を介して作用しています。
それで骨盤周辺、すなわち骨盤と筋肉の間には電気が貯まってきます。
電気が貯まるとそこに老廃物も貯まってきます。
それで大抵の場合、骨盤の周辺は滞っています。
そこを電気治療や鍼で陰陽バランスをとると、
全身的に凝った筋肉が緩んできます。
陰陽二元論がすごい
陰陽二元論というのは鍼灸はじめ東洋医学の基本ですが、実に深い。
すべてのものは陰陽からなっている。
といいますが、そのことに一体どんな意味があるのでしょうか。
そもそも陰と陽というのは、人間でいえば男と女。
電気でいえばプラスとマイナス。
作用しあう極と極です。
その作用を互いに授け受けする授受作用というとぴったりきます。
この作用から万物が生成され、躍動する力が生まれてきます。
もしもこの世が陰陽からなっていなかったら、
女性がいない世の中なんて、、、どんなにつまらない世界になるでしょう。
そもそも陰陽なくして、この世界は生まれてきませんが。
この世界の基本形が陰陽二元になっているという事は、
この世界が愛で躍動する為に造られたということです。
これってすごいことじゃないですか?!
うつ症状になりそうな状態
ストレスの多い社会環境にあっては、気がうつむいて来ても当然かもしれません。
鈍感力が強くないとストレスの元は山ほどあります。
うつ病の診断をされる時に、睡眠障害と摂食障害を診られますが、そのいずれも胃と関係があるのです。
摂食障害は当然、胃にどれだけ気が集まっているかの状態で左右されます。
睡眠障害も例えば不眠症であればそのコントロールに使うツボは足の胃経のツボが使われています。
胃の不調が続くと気が胃の辺りで滞り、正常な上下の気の流れが阻害されます。
僕の場合、一日くらいの断食をすると胃の周りの邪気が取れてすっきりします。