お盆に
お盆というのは涅槃の意味だとか
もちろん盆という漢字に意味はなく
ご先祖をお迎えして、この期間集中的におもてなしをし、またお送りする
見えないご先祖にあれこれ尽くすこの風習、素敵ですね
ぼくら鍼灸師はいつも見えない気を相手に手を尽くしているので
多くの鍼灸師は見えないご先祖をとても大切にしています
終戦記念日の消化力
1945年8月15日、玉音放送とともに日本の敗戦が宣言されました
戦争を知らない世代の僕らは、親や先人からきいた体験談を通して想像してみたり、
テレビで流してくれる映像を見て感じてみるしか手立てがありません
エアコンの中でテレビを見ても感じ取ることのできない、暑さ、寒さ、臭い、緊張感
8月の戦争を思ってみると、とにかく暑い中で一日中死と隣り合わせの緊張感、空腹、
それも何年も続いていたので正常な精神状態でいられたとは思えません
空腹と緊張そして消化に良いものを食べれてはいないとすると、胃腸へのダメージは相当なものだったでしょう
消化力が落ちると食べ物を消化する能力だけではなく、物事を考え、上手に消化する問題解決能力も低下します
ストレス状態が日常的になっていて身体も心もぼろぼろにしている方がいます
その方にとっては今まさに戦争の中にいるのかもしれません
ストレス状態の企業戦士、受験戦争を戦っている青少年、
そういう戦争を自覚して戦場に身を置いている人はまだいいのですが、願わない戦争に巻き込まれて抜け出せないでぼろぼろになってしまう人々
そういう人にはやく終戦宣言が届くといいですね
暑い夏にはやっぱり三里
練馬区は37℃とか
とにかく暑いです
高温高湿度が続きますと
どうしても胃と脾をやられます
食欲が落ちたり、全身がだるくなったり
そういうときには鰻もよいですが、
足の三里を押しましょう
膝の下外側の強く押すと気持ちの良い穴です
全身を元気にしますが
特に脚がすっきりします
昔、松尾芭蕉が奥の細道に出立する際、お灸を据えた穴でもあります
手術痕(帝王切開)の影響
お腹を切るというのは武士の時代では切腹
その向こうにあるものは死しかありません
今の時代、人間のお腹にメスを入れる手術は多くの人命を救い、病苦を楽にしていることは事実です
切って、悪いものを出して、また縫い合わせれば、時間が経てば元通り
と、うまくいけばいいのですが
なかなか治らない手術痕を見てきました
切り口が盛り上がったり、くぼんでしまったり、赤くはれたり、痛み、かゆみ、しびれがある場合も
治らない手術痕にはプラス電位が溜まっています
電気が溜まると老廃物も集まります
傷跡によって気の流れが遮断され、様々な症状が現れます
手術痕が多くの不快症状の原因になっています
そこで
この手術痕に溜まっている電気を電気治療器(Happy Health)で取り除いていくと
いろいろな変化が現れます
頭痛や肩こりが改善したり、周りの組織が緩んだり
手術痕を触ってみてください
周りと違う感触があるようでしたら、
そこの帯電の治療が有効です