終戦記念日の消化力
1945年8月15日、玉音放送とともに日本の敗戦が宣言されました
戦争を知らない世代の僕らは、親や先人からきいた体験談を通して想像してみたり、
テレビで流してくれる映像を見て感じてみるしか手立てがありません
エアコンの中でテレビを見ても感じ取ることのできない、暑さ、寒さ、臭い、緊張感
8月の戦争を思ってみると、とにかく暑い中で一日中死と隣り合わせの緊張感、空腹、
それも何年も続いていたので正常な精神状態でいられたとは思えません
空腹と緊張そして消化に良いものを食べれてはいないとすると、胃腸へのダメージは相当なものだったでしょう
消化力が落ちると食べ物を消化する能力だけではなく、物事を考え、上手に消化する問題解決能力も低下します
ストレス状態が日常的になっていて身体も心もぼろぼろにしている方がいます
その方にとっては今まさに戦争の中にいるのかもしれません
ストレス状態の企業戦士、受験戦争を戦っている青少年、
そういう戦争を自覚して戦場に身を置いている人はまだいいのですが、願わない戦争に巻き込まれて抜け出せないでぼろぼろになってしまう人々
そういう人にはやく終戦宣言が届くといいですね