精神に影響する胃経
胃経は人体にとってとても大切な経絡です。
癌をはじめ多くの慢性的な疾患や重症化する疾患は必ずといっていいほど胃の上の腹皮に邪気が入っています。
胃経は胃の部分から足へと続いていて足の三里などが有名ですが、この足の経絡上にコリが発生する人はそこで胃経の調整をすることができます。
興味深いのは精神的なものが胃経においてコントロールされるということです。三里もそうですが、大腿部のつぼもとても有効で、鬱や不眠症、統合失調症にも応用されるべきです。
このことは上に上がってしまっている邪気を下に降ろすという意味合いと、胃の持っている精神作用である思憂とがあると思われます。
古典には、脾胃の病は高いところに上って歌うことを好むとありますから、煙突に登って歌うような軽い狂の状態をも示唆しています。


